しあわせなおうじ
原作:オスカー・ワイルド 文:間所 ひさこ 絵:こみね ゆら
発行:フレーベル館 2016年
大きさ:縦275mm×横215mm
ページ数:32頁
行数/頁:5~15行 所要時間:約10分
本編の文字:ひらがなとカタカナ
大人受け:おうじさまの自分よりもまちの人のことを思う様子に心を打たれます
選んだ人:加治屋 里奈
ストーリー
銅像の王子様は貧しい人を救うため、ツバメに頼んで自分の体の宝石や金を運んでもらいます
主な登場人物と台詞の語調
- つばめ:若い声で、王子様を慕っている様子で
- おうじさま:悲しそうな様子で
- おとこのこ:安心した様子で
読み方のコツ
おうじさまのまちのひとを助けるためにつばめに懇願する様子、つばめのおうじさまのことを思う悲痛な様子を強調して読んでみるといいかもしれません。
感想タイム
もしもじぶんが王子様だったら、もしも自分がつばめだったらどうするかな?それぞれの立場に立って考えてみる機会を設けるとこのお話の奥行きがお子さんにも伝わりそうです。
また、誰かのために力を尽くすということをお子さんとお話ししてみるのもいいかもしれません。