100年たったら
文:石井睦美 絵:あべ弘士
発行:アリス館 2018年
大きさ:縦260mm×横240mm
ページ数:38頁
行数/頁:2~14行
所要時間:約6~7分
本編の文字:ひらがなとカタカナ、漢字(ふりがな有)
大人受け:誰かと別れるのは寂しいことですが、また会えるという希望を与えてくれる絵本です
選んだ人:網代剛
ストーリー
孤独なライオンが出会った鳥はある日いなくなってしまいますが、ライオンはいつか100年経ったらまた会える日を待ち望みます。
台詞のある登場人物と声の調子
- とうさんライオン:自慢げに
- ライオン:寂し気に
- 鳥:堂々とした様子で
読み方のコツ
1ページあたりの文字数が少し多く、内容も深みがある絵本なのでお子さんの様子を見ながら、絵本の文を繰り返してあげたり、文を読んだ後に再度嚙み砕いて読んであげるのもいいかもしれません。
感想タイム
誰かとお別れするのは寂しいですが、またいつか会えると思わせてくれる優しさ溢れる絵本ですね。
生まれる前は何だったのかな?生まれた後はどこにいくのかな?など普段しない話をするきっかけになったり命の尊さに気づかせてくれる機会になりそうですね。